開催趣旨・開催に向けて

TOKATSU International Film Festival 2006 東葛国際映画祭　　実行委員会　代表　武田正光

～　世界と東葛地区とを直結させる大きなお祭りを目指して　～
千葉県は北西部に位置し、川に囲まれ、緑豊かな東葛地区には１３０万人を超える人たちが住んでいます。しかし、利便性の高さから、すっかり身近になっている東京の刺激に比べて、住んでいるこの地区には何の特色も、面白みも感じないと思う人が多いのも事実です。
「東葛地区といえば映画祭」。
東葛国際映画祭は、そんな東葛地区の光り輝くシンボルとなることを目標に開催いたします。
世界中から認知され、国内外の映画関係者が受賞を夢見るような権威ある映画祭。
国際的な俳優や監督がこぞってやってくる映画祭。
そして何より、住んでいる我々にとって、毎年の開催が待ち遠しくて、考えるだけで、いてもたってもいられなくなるような、大きな大きな「まちのお祭り」。
都会の雑踏から豊かな田園風景まで映画、映像のロケ地として相応しい多様な風景が東葛地区には溢れていること、加えて文化芸術であるとともに産業である映画には自ずと大きな経済効果が期待できること、そして何よりも私自身、映画が大好きでたまらないことが開催の理由です。
５０年、１００年を超える長き年月をしっかりと見定めて、東葛地区が世界の映画文化の発信基地となることを目標に、今年も更なる一歩を踏み出す決意です。