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シベリア超特急5

上映会場:野田市 野田市文化会館
上映時間:2005年10月16日 13:00〜

2005年/日本/95分/M&Tピクチャーズ

監督:MIKE MIZNO

1931年生まれ。24歳でアメリカの映画会社である20世紀フォックスの宣伝マンになる。29歳で日本ユナイト映画の宣伝総支配人となり、39歳の時NTVの映画番組の解説者になり、以来映画批評家として立つ。
65歳で、映画「シベリア超特急」を脚本・主演・監督。
映画ファンや知識層の大きな支持を得て、現在シリーズは「シベリア超特急5」が完成。来春には、「シベリア超特急FINAL」の製作が予定される。
日本アカデミー賞、ゴールデン・グロス賞、日本映画批評家大賞の発案者であり、日本映画の発展に全力をあげている。

物語

1941年第二次大戦前夜。ヒットラー、ムッソリーニ、スターリンとの会合を終えた山下奉文陸軍大将と部下の佐伯大尉はモスクワ駅からシベリア超特急に乗り込もうとしていた時、2人の元に緊急電報が入る。満州里につくまでの7日間に、とある地図を確保しろという指令だった。その地図とは、若き冒険家・裕木小次郎がモンゴルで発見した義経の秘宝のありかを描いた古地図のことだった。どうやらこの古地図を求めて、様々な男女がこのシベリア超特急に乗り合わせているらしかった。それぞれの想いが交錯する中、シベリア超特急はモスクワ駅を後にし、満州里に向かって激走し始めたその時、第一の殺人事件が発生。容疑者は乗員乗客。犯人は誰なのか? 行方不明の地図はどこに? 盗まれた地図を探す冒険家と、それを狙う満州浪人、山下大将の命を狙う者は一体誰なのか? すべてが謎に包まれたまま疾走するシベリア超特急の中で、第二の殺人が起きようとしていた。

解説

映画ファンから、常に熱視線を浴び続けているMIKE MIZNO監督作品「シベリア超特急」シリーズ。
今回は、映画美術界の巨匠、木村威雄の手による1940年代のモスクワ駅を再現した巨大セットでの12分間の“超”長回し。世界初の試みとなる、万里の長城からの階段落ち。3分に1度起こる、シベリア超特急車両内外での大アクション。
そしてMIKE MIZNOこだわりの名作映画へのオマージュをささげる場面が、ミステリーの伏線としてスクリーン一杯に展開。決して想像できないラストのどんでん返しは“超”必見。劇場が明るくなるまで、徹底的に楽しんでいただけます。
MIKE MIZNOだからこその豪華スターがずらり。もちろん、佐伯大尉役には西田和昭。今回は抜刀を見せるシリーズの顔、山下奉文陸軍大将役には水野晴郎。
スリルとサスペンスに、アクションを加えた本作は、まさしく“超”傑作です。

スタッフ

  • 監督・製作・原作・脚本・訳詩 : MIKE MIZNO
    プロデューサー : 伊藤直克 西田和昭
    アートプロデューサー : 木村威夫
    助監督 : 金子功 濱田兼吾 白石克則 江利川深夜 北村翼
    撮影 : 喜久村徳章
    VE : 佐々木彰司
    視覚効果 : 松本肇
    照明 : 才木勝
    録音 : 湯脇房雄

キャスト

片岡愛之助、片岡進之介、西條三恵、中野良子、岡田眞澄、ガッツ石松、佐藤允、淡島千景、光本幸子、中村福助、大槻ケンヂ、ニコラス・ペタス、林家ペー、片岡我當、片岡秀太郎、尾上松助、西田和昭、水野晴郎
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