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男はつらいよ 第11作 忘れな草

上映会場:松戸市 松戸サンリオシアター 6F
上映時間:2005年10月15日 18:35〜

1973年/日本語/108分/カラー

監督:山田洋次

1931年大阪府生れ。野村芳太郎の助監督を経て、1961年に『二階の他人』で監督デビュー。1969年にはロングシリーズとなる『男はつらいよ』がスタート。国民的人気を博す。また、並行して他の作品も精力的に発表。「幸福の黄色いハンカチ」(1977年)、『息子』(1991年)、『学校』(1993年)、『たそがれ清兵衛』(2002年)などすべての作品が高い評価を得る。最新作は『隠し剣 鬼の爪』(2004年)。

物語

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解説

山田洋次監督の大人気映画「男はつらいよ」の中でも特に名作といわれているのがシリーズ第11作目に当る本作だ。舞台はご存知、東京は葛飾区、柴又。今日は、寅次郎、さくらの父の27回忌ということで“とらや”に、おいちゃん、おばちゃん、さくら、博などおなじみのメンバーが集まり、御前様にお経をあげてもらっている。そこに久しぶりにフラリと帰ってきた寅次郎。だが寅のおかげでせっかくの法事はメチャクチャに…。相変わらず騒ぎを起こす寅次郎だった。そんなある日、さくらが満男にピアノを買ってやりたいと言っているのを聞いた寅は、何を思ったか玩具のピアノを買ってくる。得意満面の寅に対し、満男が欲しがっているのは本物のピ
アノだともいえず、気まずい雰囲気の一同。だが、その場の空気から間違いに気づいた寅は皆にさんざん悪態をつき、仕舞にはプイと家を後にしてまた旅に出てしまう。
そんな寅が北海道で出会ったのは薄幸の歌手、リリー。
歴代のマドンナの中でも人気の高いリリーと寅さんのドラマはここから始まる。いつもはマドンナに会うとおどけて見せる寅だが、本作では男らしい面も垣間見え、『男はつらいよ』ファンならずとも必見だ。

スタッフ

  • 監督・原作・脚本:山田洋次
    脚本:宮崎晃/朝間義隆
    音楽:山本直純

キャスト

  • 渥美清、倍賞千恵子、浅丘ルリ子、毒蝮三太夫、松村達雄、三崎千恵子、前田吟、中村はやと、太宰久雄、佐藤蛾次郎、笠智衆
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