物語
胡散臭い仕事を請けて、その日暮らしをしている正(松田賢二)と真(原田高良)。いつものように正体不明のボス“じじ”から仕事を請ける。なんと!今回の仕事はたかだか封筒を届けるだけで50万円もの大金が手に入ると言う。真の不安をよそに正は封筒を届ける事に・・・。しかし、その封筒には大きな秘密が隠されており、いつの間にか二人は二つの組織から追われる羽目になっていた。“じじ”の説得にも応じない正は全てから逃げる事を決断するのだが・・・。銀竜会の親分(加納典明)の娘、美樹(吉原白桐)を誘拐してなんとか逃げ出した二人だったが、真のある告白によって喧嘩別れをしてしまう。途方にくれる正の元に銀竜会に攫われた真の血だらけの小指が届く。正は立ち上がり、ひとり真を救うべく組織に乗り込んで行くが・・・。馬鹿で純粋な二人の半端者が、半端者なりの正義と真実を貫いていく!