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オー・ド・ヴィ

上映会場:柏市 スペイン料理店「アモール・デ・ガウディ」
上映時間:2005年10月16日 12:30〜
上映会場:柏市 ダイニングバー 「Roof」
上映時間:2005年10月15日 18:30〜

2002年/日本語/ 123 分/東芝エンタテインメント

監督:篠原哲雄

1962年2月9日、東京生まれ。 明治大学法学部卒。専攻は法社会学、法文化論。
80年代初等の日本映画に触発され、シナリオ講座をきっかけに、映画界に。 84年、在学中に衣裳係を担当しながら、助監督見習として参加。その後、小道具を担当し、以降助監督へ。 根岸組以降、金子修介監督、森田芳光監督、中原俊監督らに師事。
一方、自主製作映画も手がけ、「RUNNING HIGH」がPFF'89特別賞。助監督を続けながら、「草の上の仕事」が93年神戸国際インディペンデント映画祭グランプリ受賞。この作品は、国内のいくつかの映画祭と、ロッテルダムなどの国際映画祭で上映され、42分という短編ながらも日本とニューヨークで劇場公開されるに至り、監督デビューとなる。
その後、初の劇場用長編作品「月とキャベツ」(1996)、「洗濯機は俺にまかせろ」(1999)、「はつ恋」(2000)等。

物語

ある日、北海道・函館の浜辺で女の全裸死体が見つかり、街は騒然となっていた――。バーテンダーの順三郎は今夜もバー<フィニステール>で常連客の相手をしていた。順三郎の憂鬱なけだるい夜が繰り返される。でも、今夜はちょっとばかり特別。馴染みの酒屋が持ってきた秘蔵の酒に酔いしれている。近くのフランス料理屋ラ・テールでは、一流シェフ井ノ上がシェフ見習いの火露見を指導していた。それは、どことなく官能的で異常な調教だった。ある夜、耐えかねた火露見は救いを求めるようにフィニステールの扉をくぐるのだったが…。

解説

2000年の函館港イルミナシオン映画祭でシナリオ大賞グランプリを受賞した鵜野幸恵の脚本を「月とキャベツ」「はつ恋」の篠原哲雄監督が映画化。函館のとある酒場を舞台に、飲む者を幸福のうちに死へと導く謎の酒を巡る物語を、神秘的かつ官能的に描いた恋愛ドラマ。“オー・ド・ヴィ”とはフランス語で“生命の水”の意で極上の蒸留酒のこと。

スタッフ

  • 監督:篠原哲雄
    プロデューサー:荒川礼子・松岡周作
    エグゼクティブプロデューサー:宮下昌幸・鈴木孝之
    原案:鵜野幸恵
    脚本:鵜野幸恵・篠原哲雄
    撮影:上野彰吾
    美術:小澤秀高
    編集:奥田浩史
    音楽:あがた森魚
    照明:上妻敏厚

キャスト

岸谷五朗、小山田サユリ、松重豊 、村田充、朝加真由美、あがた森魚、山田辰夫、寺田農、鰐淵晴子
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