<招待作品> 妖怪奇談
(2006/JAPAN/85min)ワールドプレミア
監督
亀井亨/Toru Kamei
1969年生まれ。日本デザイナー学院中退後、映像プロダクション、福岡RKB毎日放送ディレクターを経て、映画業界で助監督を始める。劇場公開初監督作となった『心中エレジー』が2005年アメリカシネマ・パラダイス映画祭ほか3つの海外の映画祭にて最優秀作品賞を受賞。最新作は『楽園-流されて-』
スタッフ
監督・脚本:亀井亨
製作:永森裕二/松井建始
プロデューサー:黒須功
撮影:中尾正人
照明:田宮健彦
録音:塩原政勝
美術:佐藤正晃
キャスト
岩崎みひろ:伴杏里
山根美智子:宮光真理子
佐伯まな:市川春樹
飯岡:桃生亜希子
真吾:綾野剛
大迫:手塚とおる
上映会場:
柏第一小学校[Kashiwa-daiichi elementary school]
上映時間:
2006/10/21,Sat 13:00-
妖怪とは人間を戒める神の使い、怨念や復讐心が具現化した物の怪という定説から脱却し、妖怪とは人間が進化した形だと定義する。感情動物であるヒトのメンタリティの具現化。それは、現代人の心の闇とシンクロした進化論でもある。
妖怪に変化していく恐怖が笑いを交えて描かれ、人間の傲慢さに悲しく切なくなるストーリー。夜になると首が伸びていく女の「ろくろ首」と、ツメがどんどん伸びて凶器になる女の「かまいたち」、顔がどんどんなくなっていく女の「のっぺらぼう」による3部作。「妖怪」と呼ばれていたものの解釈が、今変わる。