<招待作品> suru  phase three

(2006/JAPAN)ワールドプレミア

監督

葉山陽一郎/Yoichiro Hayama

1965年生まれ。自主制作作品がぴあフィルムフェスティバル入選、その後「世にも奇妙な物語」「本当にあった怖い話」などの脚本、Vシネマの監督を務める。前作である『サル』(03)で劇場公開作の監督デビュー。『死霊波』 (05)、『君はまだ、無名だった・・・』(05)、『ザ・コテージ』(06)がある。

スタッフ

脚本・監督:葉山陽一郎
製作統括:尾川匠
製作:高野秀夫/米津孝徳/前田茂司
企画:狩野善則/松葉せつこ 
エグゼクティブプロデューサー:早川均
プロデューサー:石川浩太郎/平田幸仁
音楽:野島健太郎

キャスト

福家稔:高野八誠
亜矢子:清水ゆみ
仲村:弓削智久
尾谷:奈良坂篤
井上肇
諏訪太朗

上映会場:

柏第一小学校[Kashiwa-daiichi elementary school]

上映時間:

2006/10/21,Sat 18:00-

バイクショップの整備士、福家稔は、アメリカ横断ツーリングの夢をもった25歳。同僚の仲村と夢を語り合っていた。そんな彼に病魔が襲う。左肺に腺ガンという悪質腫瘍が発見されたのだ。
手術は成功と思われたが、手術後の検査結果はリンパへの移転だった。抗がん剤投与で完治できると、医師から言われる。福家は気が弱くなり、面倒をみてくれる美しい看護婦、亜矢子に惹かれていく。
嘔吐や皮疹、痒み、血尿など抗がん剤の副作用に悩まされ、一向に良くなっている傾向は感じらない。副作用の苦しみから逃れられるのは亜矢子と会っているときだけ。見舞いに来た仲村が見せた新聞記事をきっかけに、福家は病院に対して不信を感じ始める。
葉山陽一郎監督が、人体実験とも言うべき治験アルバイトの体験を基にドキュメンタリータッチで描いた「サル」の続編であり、新薬開発における安全確認「フェイズスリー」の手順を踏まない抗がん剤による恐怖を描く。

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