（2006/CZECH/93min）インターナショナルプレミア

監督

マーティン・コティック/Martin Kotik

1974年7月14日プラハ生まれ。コティックは1992年から1995年までチャールズ大学の哲学学部にて映画学を学ぶ。その後映画研究室:FAMU(Faculty of Film)にて映画製作専攻(1994年から1999年)に移行する。彼は1996年から監督として活動し、主にコメディを中心に製作をしている。1998年にまだ彼が学生時代に脚本、プロダクション、オーディオビジュアルの配給に手がける会社Major K Internationalを設立した。この会社の下で、彼はコメディシリーズ「No problem」を1997年に脚本及び製作をし、そして詩的(Poetic)コメディのシリーズである「Max Marvel Show」を1999年に作った。2004年には長編映画Men's Showを撮った。この映画は数々の映画祭にて賞を受賞した。

スタッフ

監督・脚本：マーティン・コティック
脚本：ピーター・ネポヴィム
脚本編集者：ディビッド・ジャン・ノボトニー
カメラ：ミロソァヴ・Ｃ・ヴォルスジク
制作責任者：パベル・ノヴィ
プロデューサー：マーティン・コティック
音楽：トマス・ポラク

キャスト

ジャルダ：ジャン・ドラスキー
ミスター・ファイアーマン：ビクター・プリィス
シルバ：ベンドゥラ・クリゾバ
チーフ：パヴェル・ゼンフク
イブ： テレザ・コストコヴァ
叔母：ジャナ・ハラヴァコヴァ

第41回カルロビバリ国際映画祭正式上映(2006年6/30～7/8 チェコ共和国)

今日はプラハのタクシー運転手ジャルダの誕生日で、彼はそのことを楽しもうと計画していた。これまでのところ、すべてが整然とし、すべてがうまく管理されていた。それはまさしくこれまでの彼の人生そのものと同じようであった。彼は、みんなと上手くつきあい、あらゆることの面倒をみていた。ジャルダは単に「手に入れて」いたのだ。素敵な妻、美しいアパート、快適な仕事、新しい愛人、そして多くの役に立つ知人など。すべてが計画通りに進んでいるはずだった。彼が保守的で自己の信条に忠実な退職者をタクシーで拾うまでは。その乗客はわずか1日で、ジャルダの全ての生活をむちゃくちゃにしてしまったのだった。

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